地鎮祭とは?
建物を建築する際には、地鎮祭というものが行われます。
では地鎮祭とは何なのでしょうか?
こちらの記事では地鎮祭について詳しく説明していきます。
◎地鎮祭とは?
地鎮祭には以下のような意味があります。
・工事の安全を祈る
・その土地に何事もなく建っていられるよう土地の平穏を祈る
・土地を守る神を崇める
◎地鎮祭の準備
地鎮祭を行うにあたって、以下の準備を行います。
・4本の竹を四隅に立てる
・しめ縄を飾る
・祭壇を用意し、お供え物を捧げる
↓↓祭壇↓↓
◎地鎮祭の流れ
主に8つの儀式を執り行います。
①修祓
祭壇、参列者を祓い清める儀式。
②降神の儀
祭壇に神様を迎え入れる儀式。
③献饌の儀
神様にお供え物を捧げる儀式。
④四方祓
土地の四隅に米や塩を備えることで、その土地を祓い、清める。
⑤地鎮の儀
用意した盛砂に、刈初・穿初・土均を行う。
儀式にはそれぞれ清められた忌鎌・忌鍬・忌鋤を使用する。
刈初→鎌を使用して、その土地で初めて草を刈ること
穿初→鍬を使用して、その土地で初めて土を起こすこと
土均→鋤を使用して、その土地で初めて土を鳴らすこと
↓↓地鎮の儀に使用する盛砂↓↓
↓↓地鎮の儀で使用する道具↓↓
⑥玉串奉奠
参列者が玉串をお備えする。
⑦昇神の儀
神様を送り返す儀式。
⑧閉式の辞
⑨記念撮影
これにて地鎮祭は終了です!
◎宗派によって異なる地鎮祭
実は地鎮祭といっても、種類は様々です。
神道、仏教様式と分かれており、また宗派によっても異なります。
調べてみても、面白いかもしれませんね!